地震

夕べの11時頃かな、地震があった。
まずスマホに地震速報がきて、あの不安を煽る警報音が鳴り。来るかな？どうかな？とちょっと息を潜めてたら揺れ出した。
めいのとこに行かなきゃと立ち上がって寝室へ(お布団を敷くと、いつの間にか布団の上に行ってねているので)。
案の定、すでに挙動不審気味に周囲を見回して今にも起き上がりそうになっている。ブルブル震えている体に覆い被さってきゅっと囲って軽く揺さぶる。そして耳元で｢めいー、どしたー？寒いねー｣等と気を紛らわすことを言い続けるが、意外と揺れが長いしちょっと大きいかな(あとで調べると、この地域は震度3～4でした)。長引くと恐慌状態になっちゃうな…ということで。
魔法の一言…｢めいちゃん、トイレ行こっか？｣
これは効く。途端に震えが止まって耳がぴん！と立ち、目はキラキラ。すちゃっと立ち上がって、｢さあ！早く！お外に行ってトイレに連れてって！｣とばかりに立ち上がってリードの置いてあるところへ行くめい。
可愛いやつめ。
この｢トイレ｣という言葉は、めいにとっては散歩とはまた違った、嬉しい楽しいといった意味があるらしく、ご機嫌になってくれます。
まだ揺れているなかをリードをつけて外へ出て、ちゃんとトイレもして中に戻った時には震えは止まってましたが、不安はあるらしくて、布団に戻らず仁王立ちで私をジィッ…………と。
分かった、寝ますよ、寝させていただきますよ！ ササッと着替えて準備して寝室へ向かうとまるで｢よし！｣とでも言うように一緒に寝室へ来るめい。そして当たり前のように私のお布団の上へきて寝転がる。
嬉しいが、めいさんや？もう少し端に寄って、さらにもう少し下がってくれる？私がお布団に入れないのよ？
もぞもぞもそもそ、どうにかこうにか私は布団に入り、めいは布団の上、朝まで私の右半身にぴったりくっついたまま過ごしました。
あったかかったです。